私がラダープログラムに直接関わるようになって約12年。
経験から、こうした方が良いと思う事をまとめました、
あくまでも私流です。
1.兎に角コメント
開発の時は時間があるけれど、インラインしてからの、修理・改造などは時間はかけれない。
一ヶ月後の自分は他人。後で見れば解るだろうなどど思っていると痛い目にあう。
コメントが書いてあっても何の事やら解らない事もある。なるべく、面倒臭がらず、
後で見て解るように気を使うこと。
2.実アドレス
機種によっては番号ではなく名称で割り当てられる物もある。
けれども名称では字数の制限もあったりして返って混乱することが多かった。
所詮は実アドレスをプログラマーが管理せざるを得ないのだから、
実アドレスとI/Oコメントでプログラムするのが良かろう。
3.関数
機種依存する特殊関数はなるべく使わない。
シーケンス内では、使っても立ち上がり微分・立下り微分程度。
将来見直すとき、いちいちマニュアルを見なければならないような
特殊関数は避けた方が無難。
とはいっても、データを扱ったり、
BCDコードで入出力する場合もあるので、そうも言っていられない場合は、
しっかりヘルプ並のコメントを入れておく。
あるいは、スタンダードなアイテムとして、しっかり身につける。
4.I/Oコメント
内部リレーをデータ領域で使っていて、それに気がつかないでそのまま使うと、訳のわからないトラブルの元。
内部リレー使用リストにもたぶん現れないので、使ったリレーには、使ったことがわかる程度で良いのでコメントを入れて置くこと。
大量の場合は、行コメントで記述でも良い。
こうやって箇条書きにして見ると、
やっぱりキーワードは「一ヶ月後の自分は他人」ですかな。
この項完。
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